こんにちは。

12月の行事と言えば何を想像しますか?

クリスマスや大晦日を思い浮かべる方も多いかもしれません。

私は、上記に加え『冬至』を思い浮かべます。

今回は、冬至について少し話そうかと思います。

冬至とは

一年で最も日照時間が短くなる日です。

今年の冬至は、12月21日(土)です。冬至は天文学的に決まり、毎年21日か22日頃になるそうです。

地軸(地球の回転軸)の傾きが太陽と逆方向に向いている為、昼間が短くなります。地軸は、公転面に対し約23.4度の角度を持っています。

冬至といえば

冬至と聞くと、かぼちゃ、柚子湯と思い浮かべることはないでしょうか。

南瓜(かぼちゃ)

冬至の日に『ん』の付くものを食べると運が付くと言われています。かぼちゃ(南瓜)は、縁起が良く、長期保存も可能です。また、食物繊維や体内でビタミンAに代わるβカロテンが豊富で、抵抗力を高め皮膚や粘膜を丈夫にし、免疫力を正常に保つ働きがあります。その為、風邪予防に効果的です。『冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かない』と言われるのはその為でしょうね。

柚子油

柚子湯は、冬至に行う禊の風習です。運を呼び込む前に厄払いをし、体を清めるという意味があります。

柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気が起こらないという考えがありました。また、柚子は実るまでに年月がかかる為、長年の苦労が実りますようにという願いも込められています。

柚子の果皮には、リモネン、ヘスペリジン、ビタミンC、ペクチンなど様々な成分が含まれています。柚子湯には、血行促進効果や美肌効果が期待できます。また、お湯に入れることで香りがよく立ちリラックス効果も得られます。

柚子湯に浸かると体がピリピリすることがあります。これは、柚子の皮に含まれるリモネンの成分が皮膚に刺激を与えることが原因です。その際は、すぐにシャワーで洗い流してください。また、丸ごと湯に浮かべ、なるべく揉まないようにしてください。


我が家は、毎年冬至の日にかぼちゃの煮物を食べ、柚子湯に浸かる習慣があります。

冬を楽しむ一つの行事ですね。気が向いたら是非試して頂きたいです。